NS Basic/CE 2.10

Release Notes

November 18, 1999

Welcome to NS Basic/CE 2.10!

新機能の追加及び改良に加え、Palm-size PCデバイスのサポートや新しくVisual Designerツールを追加した次世代型NS BASIC/CEの登場です。

NS Basic/CE2.1はWindows CE2.11を搭載した全てのH/PC Pro及びPalm-size PCデバイス、またはWindows CE2.0を搭載したH/PC機で動作可能です。

本ドキュメントはNS Basic/CEのインストール起動方法を含んでいます。

本ドキュメントの最新バージョンはNS BasicのWWWサイトに掲載しております。最新のインストール記事及びアップデートニュースもご覧になれます。

ハンドブックのドキュメントに加え、このCDには重要なトピックに関する一連のテクニカルノート(Tech Notes)が入っています。最新バージョンのテクニカルノートはNS BasicWWWサイトで入手出来ます。

内容


NS Basic/CEのインストール方法(CD使用)

NS Basic/CEは本ドキュメントから直接インストールすることが出来ます。各ファイル毎にそのリンクをクリックし、"このプログラムを上記の場所から実行する"を選んで下さい。

その先は画面の指示に従って下さい。

インストールを始める前にデバイスを接続し、Windows CE サービスを使用し同期させて下さい。

"発行者は次の問題のため判別できません:AUTHENTICODE署名が見つかりません。"のメッセージが現れる場合がありますが、「はい(Y)」で結構です。

Install Instructions インストール手順

  1. 重要! アプリケーションの追加と削除を使い、全てのNS Basicモジュールを取り除いて下さい。(Uninstall)
  2. Basicのインストール
  3. Scriptのインストール
  4. Systemのインストール
  5. Palm-size PCをご使用の場合は[Start]...[Programs]...[Register BASIC]を選択して下さい。モジュールが登録される度にメッセージが現れます。BASIC Serial number ダイアログが現れたら、お客様のシリアル番号を入力し, 終了して下さい。
  6. H/PCまたはH/PC Proをお使いの場合、ご使用機器内にあるBASIC Installerを起動させお客様のシリアルを入力して下さい。これはルートフォルダ内にあります。
  7. HP 680をご使用の場合、この特別バージョンのScriptをご使用下さい。

NS Basic/CE 2.0からのアップグレード方法

この方法はお使いのデバイスに既にNS Basic/CE 2.0xがインストールされている場合に限ります。インストール前に何も取り除く必要はありません。

NS Basic/CEは本ドキュメントから直接インストールすることが出来ます。下のリンクをクリックし、"このプログラムを上記の場所から実行する"を選んで下さい。

その先は画面の指示に従って下さい。

"発行者は次の問題のため判別できません:AUTHENTICODE署名が見つかりません。"のメッセージが現れる場合がありますが、"はい(Y)"で結構です。

Install Instructions インストール手順

  1. Upgrade210をインストール。もし上書き(overwrite)するかとの確認が現れたら、Yesとお答え下さい。
サンプルプログラムの実行方法

1. BasicからFile...Open...BASIC Samples...benchmarkを選択して下さい。

2. 右矢印のアイコンを選択して下さい。

3. 約10秒間でbenchmarkは完了します。

4. ソースコードを見る時、または修正を加える時はBenchmark.nsbを選択して下さい。

また、"Program Files"内にBASIC Samplesと呼ばれるディレクトリがインストールされます。これらのプログラムをタップすることにより、BASICが起動しプログラムが動作します。

インストール中に問題がありましたら、テクニカルノート(Tech Notes)上に記載してある主なトラブルの解決方法を参照して下さい。


バージョン2.0及び2.1の追加事項

バージョン2.1の新機能

1. CurrentPath: これは新しいグローバル定数で現在動作しているプログラムへのパス名(pathname)を獲得できます。

2. NSBVersion: これは新しいグローバル定数で現在のバージョンを文字列として返します。

3. New Tag property: 全ての既存のオブジェクトにタグプロパティーを持たせました。独自のオブジェクトの文字列データを保存する場合に使います。

4. New BorderStyle property: TextBox, Label, Date 及び Time はボーダー(縁取り)スタイルを設定することが可能です。0(無、デフォルト値)又は1(1ピクセルボーダー)。Visual Designerはこのプロパティを変更出来るようアップデート済です。

5. New HWND property: これはオブジェクトにhandle(それぞれのオブジェクトが持つ、識別する為の番号)を返します。VBCEUtil Controlとの結合に便利です。

6. Tech Notes: テクニカルノートはCDの中にも含まれています。

7. Visual Designer: オブジェクトを動かす為のオプション Snap To をObjectsメニューに追加しました。

8. Visual Designer: Objectsメニューからグリッドサイズが設定出来ます。

9. Visual Designer: フォント名、フォントサイズ及びスクロールバー用にピッカー(Picker)を追加しました。

10. Visual Designer: 新プロパティList がListBoxとComboBoxに追加されました。アイテムのリストを入れると pick list が自動的に作られます。' サインで終わるもの(適切な値に変換される)以外は追加するアイテムは文字列として扱われます。例:

   
   Monday
   Tuesday
   NOW '
   DATEADD(NOW, 10, "s") '
   Wednesday
11. Visual Designer: メモリ使用量を減らすよう改良しました。

12. Editor: SAVE ASダイアログ内で".txt"の拡張子を付ける事で、プログラムをテキストファイルとして保存出来ます。

13. Editor: ".txt"の拡張子を持つテキストファイルをプログラムとして読込む事が出来ます。アイテム12と共にデスクトップでのプログラム開発が楽になりました。

14. PlaySound(file, hmod, flags): このファンクションは指定したファイル、リソース又はシステムイベントのサウンドを再生します。
File 再生するファイル名。NULLにて再生中止。
Hmod 0 又は読込み用リソースが付属の実行可能なファイルへのhandle。
Flags SND_APPLICATION 関連づけされたアプリケーションを使用して再生される。
SND_ALIAS &h00010000 ファイルのパラメータは、レジストリ又はWIN.INIファイル内のシステムイベントの別名です。SND_FILENAME又はSND_RESOURCEとの組合せは避けて下さい。
SND_ASYNC &h00000001 サウンドは非同期に再生され、PlaySoundはサウンドの始まりと共に戻されます。非同期に再生されたサウンドはファイルをNULLに設定しPlaySoundを呼ぶことにより終了します。
SND_FILENAME &h00020000 ファイルのパラメータはファイル名。
SND_LOOP &h00000008 ファイルパラメータをNULLに設定しPlaySoundが再度呼ばれるまで再生はくり返されます。非同期サウンドイベントにする為にはSND_ASYNC フラグを指定しなければなりません。
SND_MEMORY &h00000004 サウンドイベントファイルはRAMに読込まれます。ファイルによって指定されたパラメータはメモリ内のサウンドイメージを示さなくてはなりません。
SND_NODEFAULT &h00000002 デフォルトサウンドイベントは使用されません。サウンドが見つからない場合、PlaySoundは何も再生せずに無音のまま戻されます。
SND_NOSTOP &h00000010 指定されたサウンドイベントは既に再生中の他のサウンドイベントに譲ります。もし他のサウンドが再生中でリソースを確保できなく再生不可能な場合、このファンクションは指定したサウンドを再生せずにただちにFALSEを返します。このフラグが指定されていない場合、PlaySoundが現在再生中のサウンドを中止し、それによりデバイスが新しいサウンド再生に使われます。
SND_NOWAIT &h00002000 ドライバが使用中の場合、サウンドの再生は行われずに直ちに戻されます。
SND_RESOURCE &h00040004 ファイルパラメータはリソースを認識する為のものです。Hmodはリソースを含むオブジェクトを認識しなければなりません。
SND_SYNC &h00000000 サウンドイベントの同期再生。PlaySoundはサウンドイベントが完了した時点で戻されます。
使用例

PlaySound "startup",0,1 'play async
Sleep 500
PlaySound 0,0,0 'stop it after .5 secs
15. KillFocus: focus(入力可能な状態)されているキーボード入力を無効にし、アウトプットボックスにfocusを切り替える為の新しいグローバルファンクションです。

バージョン2.0の新機能

1. Date Object: デートピッカー(date picker)を表示します。選択することによりカレンダーが現れます。これを使う事により日付の選択が素早く行えます。H/PCデバイス上ではご使用出来ません。

Properties: 通常のポジション、フォント、visibileプロパティに加え、FormatLong (true/False)、 min 及び max 値

Events: change 及び dropDown

Date 及び Time の使用例:

'Demonstrate Date and Time objects

addobject "date","d",20,0,200,20
d.longformat=true
d.fontbold=true

addobject "date","ds",20,30,200,20

addobject "time","t",20,60,200,20

sub d_change
  msgbox "date changed"
end sub

sub d_dropdown
  msgbox "date dropdown"
end sub
2. Time Object: タイムピッカー(time picker)を表示します。上下矢印を使用し時間を設定。H/PCデバイス上ではご使用出来ません。

Properties: 通常のポジション、フォント、visibileプロパティに加え、 min 及び max 値

Events: change

3. FIND and Replace: Editor内のFINDコマンドが改善され、検索テキストの置換機能を追加しました。

4. WAITCURSOR TRUE|FALSE: Command. この新しいコマンドは砂時計カーソルを表示し、ユーザにプロセス中である事を知らせます。

5. EXECUTE "filetype:filename"Executeコマンドに、ファイル内にあるステートメントを実行する新機能を追加しました。Executeは引き続きコンパイルし、パラメータの内容として渡された文字列(string)を実行します。文字列がfile type: で始まる場合、残りの文字列はファイル名として使われます。この機能はNS Basic/CEの開発環境のみ有効であり、実行時には使用出来ません。有効なfiletypeは:
file アスキーファイル execute(file:myAsciiFile.txt")
ascii アスキーファイル execute(ascii:myAsciiFile.txt")
unicode ユニコードファイル execute(unicode:myUnicodeFile.txt")

6. Close button: 新機能。プログラム実行時クローズボックス(右上コーナー)が押されるとform_closeイベントが送られます。これはハードコードループを中断しません。この機能使用時の注意:目的はBASIC実行環境の終了にありますので、必ずしも全ての可能なコードが適切であるとは限りません。

sub form_close
msgbox("Quitting time!")
end sub

7. Palm-size PC's: Windows CE 2.11を使用しているPalm-size PCのサポートを始めました。初期型Palm-size PCでは動作しません。全てのダイアログボックスは小さなスクリーンに合うようサイズが変更され、コマンドバーは短くなりました。H/PC及びH/PC Pro用に書かれたプログラムは修正を加えずに動作しますが、オブジェクトのサイズが小さなスクリーンに合う事を確認する必要があります。コード入力用にスクリーンキーボード機能をサポートしています。

8. TextBox object: テキスト選択を制御する新しいプロパティーを追加しました。
selStart 整数 選択するテキストのスタートポジション
selLength 整数 選択されている(選択する)テキストの長さ
selText 文字列 現在選択されたテキスト

9. ShellExecute verb, file [,parms] この新ファンクションは新しいプロセスとして外部プログラムを実行します。BASICは実行を継続します。
Verb 動作内容 使用例
Open プログラムの実行 shellExecute "open", "regsvrce.exe", "\windows\s309picture.dll"
Print ドキュメントをプリンタに送る(いくつかのWindows CEデバイスでは使用不可能) ShellExecute "print","myReport.doc"
Explore Pocket Internt Explorerを開く shellExecute "explore", "myPict.jpg"

10. KeyboardStatus グローバル変数及びkeyboardStatusChangedイベント:ソフトインプットパネルが開いているかを確認する為か、又はそれを設定する為にKeyboardStatusを使用します。パネル開閉時にkeyboardStatusChangedイベントがプログラムに送られます。Outputオブジェクトのbound変数を使って新しいスクリーンサイズを見る事が出来ます。(Palm-size PCのみ)

11. TRACE: ToolsメニューのRunコマンドの新しいオプションです。プログラム実行時、ライン番号及びそれぞれのステートメントのコードがアウトプットウィンドウに表示されます。いくつかのH/PCユニット上では使用可能でないかもしれません。

12. STEP: ToolsメニューのRunコマンドの新しいオプションです。プログラム実行時、ライン番号及びそれぞれのステートメントのコードがブレイクウィンドウに表示されます。各ステートメント毎に実行が止まります。いくつかのH/PCユニット上では使用可能でないかもしれません。

13. ActiveX Controls: マイクロソフト社はActiveXコントロール用にアップデート版を配付しています。これらは多数のバグを解決します。(以前はバグが多かった為、NS Basic/CEからこれらのコントロールを省いておりました。)

14. BASIC Samples: Palm-sizeスクリーン用にサンプルをアップデートしました。その他、多数のサンプルを改良しております。また、テクニカルノート(Tech Notes)もアップデートしました。

15. Execute Function: ToolsメニューのRunコマンドの新しいオプションです。これはプログラムをスタートさせた後、実行中同時にEdit環境に移る時に使用出来ます。プログラム内のサブルーチン及びファンクションのリストが表示されますので、どれを実行させるかを選ぶ事が出来ます。この機能は直接サブルーチンをデバッグするのに便利です。

16. New shortcuts for ActiveX Controls: ADDOBJECTステートメントで、オブジェクトに長い名前を使用する代わりに、次の短いフォームの使用が可能です:image, imagelist, listview, tabstrip, treeview, grid.

17. Visual Designer

Visual Designer は複雑なフォーム設計を簡単にしてくれます。ToolsメニューからVisual Designerを選んで下さい。欲しいオブジェクトを追加し、メニューを設定し、exitでNS Basic/CEエディタに戻ります。作成したオブジェクトはコードに翻訳されプログラムの最後に足されます。レイアウトに変更を加えたい時には、もう一度Visual Designerを選択して下さい。もし作成されたコードを変更した場合、Visual Designerを使用出来ません。

注)全てのオブジェクト名は他とは異ならなければなりません。違うフォームに同じオブジェクト名は付けられません。

マイナーチェンジ及びバグ修正

2.1 バージョン2.1

1. Date 及び Time オブジェクト: ForeColor 及び Backcolor はサポートしません。(ドキュメント変更)

2. Visual Designer にキーボードショートカットを追加: Ctrl-D.

3. Visual Designer: 新規プログラム(NEW program)スタート時、Visual Designer workfileは消去されます。

4. Encryption(暗号化)設定は動作が良くなりました。

5. 全てのデバイス上でエラーメッセージが正しく表示されるようになりました。(Script.exe)

6. H/PCユニット上でのHelpの内容に誤ったポインターがありました。

7. Output: Widthは実際のスクリーン幅同様に1ピクセル広がりました。

8. Output_Keypress: Onlyはハンドブックではパラメータ2つとなっていますが、実際は1つです。

9. Replaceの繰返した内容代入時に起こるバグを解決しました。

10. 追加コントロールの読み込みが必要なもの用にサンプルの内容を更新しました。

11. プログラムが実行されない場合、Show Variable メニューアイテムが灰色になります。

12. STEP 及び TRACE は継続キャラクター("_")を含むステートメントを処理出来るようになりました。

13. TRACE は OPTION EXPLICIT セットと共に動作するようになりました。

14. TRACE は SELECTステートメントと共に動作するようになりました。

15. Visual Designer: 英語以外の言語ユニット上でも正しく呼ばれるようになりました。

16. Script Installer: MIPSプロセッサを持つH/PC Proユニットには小型で速いVBScript.dllがインストールされます。

17. Visual Designer: 各オブジェクト名が他とは異なっている事を確認します。

18. Visual Designer: プロパティボックスをPalm-sizeスクリーンの上端に表示します。

19. Visual Designer: 作成されたオブジェクトとオブジェクトのコードの間に点線を挿入します。

20. Visual Designer: プロパティを変更しenterを押した時に、いくつかの変更内容が消されていました。

21. Visual Designer: メニューエディタは正しく画面手前に来るようになりました。

22. Visual Designer: メニューキー及びサブメニューと共に起こるMenuアイテムの問題は解決されました。

23. Visual Designer: ShowMenuにおいてメニューが作成された後UPDATESCREENが呼ばれます。

24. Visual Designer: フォントサイズ、フォント名、及びスクロールバー用にピッカー(Picker)

を追加しました。

25. インストーラが3つになりインストールが簡単になりました。

26. インストール: デフォルトディレクトリにインストールする必要がなくなりました。

バージョン2.01での変更

1. Visual Designer: タッチパネル使用時、オブジェクトのドラッグは正しく動作します。

2. Visual Designer: オブジェクトはDesigner上で見るサイズが実行時に現れる様になりました。

3. Editor: 実行時エラーの後のNS Basic再起動の必要がなくなりました。

4. HP 680: ROM内の問題があったVBScriptを特別バージョンのScriptインストーラにより修復します。

5. SH4プロセッサ(Compaq Aero 8000)用のサポートを追加しました。

6. MIPS 39xx プロセッサ用に別のインストーラを用意しました。

7. EzExplorerを持たないシステム上で動くようにPalm-sizeインストーラを修正しました。

8. Install Map はWWWサイトにて提供しています。

バージョン2.0での変更

1. 英語以外の言語ユニット用にインストールが簡単になりました。

2. 存在しないプログラムをCHAINで指定した場合、処理中の状態が続く事がなくなりました。

3. オブジェクトのデフォルト値がなくなり、何も内容を持ちません。注)CommandButton使用時、Captionプロパティを指定しなくてはなりません。(これによりデフォルト値を見せた後に変更をする必要がなくなりました。)

4. SETFOCUS: 新しいオブジェクトからGOTFOCUSイベントを送るようになりました。

5. "IF X>10 THEN EXIT DO"のAuto Formatを修正しました。

6. ADDOBJECT: オブジェクトが見つからない場合、エラーメッセージはオブジェクト名を表示するようになりました。

7. Jornada 820インストーラは通常インストールの一部になりました。

8. 実行環境が安定するように改善されています。

9. Runアイコンは右矢印に変更されました。

10. ComboBoxオブジェクトにあった多数のバグを解決しました。

確認されている問題

1. DATE 及び TIME オブジェクト:SH3デバイス上では予期しない問題にフリーズする事があります。MIPS及びARM上ではオブジェクトは正常に動作します。

マイクロソフト社側の問題

1. Palm-size PCのスクリーン上ではINPUTBOXのサイズ指定が正しく機能しません。このコマンドはマイクロソフト社のソフトに組み込まれています。次回リリースまでには修正したいとコメントしています。

2. Palm-size PC上でマイクロソフト社のオフィシャルインストーラを使用してのActiveXオブジェクトの登録は動作しません。対応策としてShellExecuteコマンドが使用出来ます。

3. CommonDialog ActiveX Control on PPC bugs: Palm-sizeスクリーンにはshowColorメソッドはサポートされておらず、showFontメソッドでのサイズ変更も出来ません。マイクロソフト社は製品出荷を急いだ為の結果だと認めています。

4. HP 680ユニット上で、INPUTBOXファンクションはOut of Memoryエラーを引き起こします。原因はHPがROM内にあるVBScript.dllの問題箇所を使用する為の様です。

5. Palm-size PCユニット上で文字列(string)をブール型(boolean)に置き換えようとするとエラーになります。

6. EVALステートメントはいくつかのデバイス上では動きません。これはマイクロソフト社のコンパイラに原因がある様です。対策:代わりにExecuteを使用。

7. Date Object: Changeイベント内でMSGBOXステートメントを使用しないで下さい。MSGBOXがイベント作成時、クリックイベントループに入り込みます。


ドキュメント

1. NS Basic/CE Handbook: 本製品に付属しています。約200ページに渡り、全てのコマンド、ファンクション、ステートメントがサンプルプログラムと共に詳細に説明されています。

2. オンラインヘルプは全てのステートメント、ファンクション、オブジェクト及び定数の要約を含んでいます。

3. テクニカルノート(Tech Notes): NS BasicWWWサイト上にある一連のテクニカルノートに多数のトピックの詳細インフォメーションが掲載されています。テクニカルノートはCDの中にも収められています。

4. サンプルコード: NS Basic/CEユーザによるプログラム集が収められています。お見逃しなく!


サポート

当社は最上級のサポートをお届けする事をお約束します。以下のリソースをご利用下さい。

1. NS Basic/CE BBS: 質問やコメントを掲載して、パブリックフォーラムによる解答を受け取れます。

2. Emailサポート: ご質問はnipponsupport@nsbasic.comへお送り下さい。

3. Faxサポート: ファックスは (416)264-5888 へお願いします。

4. テクニカルノート(Tech Notes): 幅広いトピックに渡り詳細なインフォメーションをWWWサイトにて提供しています。

5. Updaters: NS Basic/CEモジュールのアップデートバージョンはこちらで入手可能です。定期的に確認して下さい。

6. Microsoft On Line Help: NS Basic/CEはWindows CE VBScript Engineを使用している為、お困り又はお探しの問題点はマイクロソフト社のSupport Onlineセクションに掲載されているかもしれません。"VBCE"と入力すればCEに於けるVBScript問題がリストになってご覧になれます。


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